2011年1月28日金曜日

『インターネット』村井純、岩波新書、1995年11月初版

『インターネット』は、1995年11月に出版された新書。当時、私は大学1年で、通っていたのは文系の学部ではあったが、比較的に情報処理関係の科目が充実しており、インターネットについてもそれなりに知っていた(つもりになっていた)ため、大学生協の書店にこの本が平積みされているのを見ても手に取ることすらしなかったような記憶がある。

15年経った今、とあるブログでこの本に書かれていることが紹介されており、重要な指摘がされていることに驚き、興味を持ったため今更ながら読んでみた。

内容的には、インターネットの仕組み、歴史、可能性や課題について、一通りのことがわかりやすく説明されており、なるほど〜と普通に感心して読み終えてしまいそうになる本だが、

1.インターネットでは、回線(中間)ではなく、両端(パソコンやサーバー)に主導権が移る。
2.従量課金ではなく、定額課金(使い放題)に移行する必要がある。

という2点がインターネット以前の通信との大きな違いで、重要なポイントだという。

ニフティーサーブなどのパソコン通信が廃れ、携帯電話をスマートフォンに買い替える人が増えてきたのもこの2点で説明ができる。が、本書でさほど強調されている点ではないし、当時、本書を読んでいたとしても今の状況が予想できたとは思えない。(おそらく著者自身も同じではないだろうか?)

本書は、続編も出ているようなので、読んでみようかな?

0 件のコメント:

コメントを投稿