2011年3月3日木曜日

iPad2、発表。

今日、Appleから「iPad2」が発表された。

発表によれば、iPad2は初代モデルより、厚さは33%も薄くなり、重量は15%軽くなり、CPUは2倍、グラフィックスは9倍も速くなった。にもかかわらず、バッテリー駆動時間や価格は初代モデルと同じに維持されているとのこと。

また、純正オプションのiPad Smart Coverは、マグネットで本体に取り付けられるカバーだけれど、これは本機を使わないときのスクリーンカバーになり、カバーを開くと自動的に電源が入る上に、スタンドの役目まで果たすという便利なもの。見た目も良いし、これでかなり実用性がアップしたと思う。

そして、ついにというか、とうとう「カメラ」が内蔵された。しかも前面と背面の両方に!

今回、健康状態に問題があって療養中のはずだったスティーブ・ジョブズ最高経営責任者がプレゼンテーションを行ったのも驚きだったけれど、今回、個人的に一番驚いたのはカメラが内蔵されたことだった。

もちろん、すでに「iPhone」や「iPod touch」にもカメラは搭載されていたので、「iPad」にも付くというのは、多くの人が予想したことだったのだろうけど、同じカメラでも「iPad」に搭載されるとちょっと別の意味を持つ、というか別のモノを思い起こさせてしまう。

それは、ジョージ・オーウェルの小説『一九八四年』に登場するテレスクリーン(Telescreen)である。この小説の中では、iPod2にそっくりな機器が各家庭や町中の至る所に置かれ、人々の行動が監視されたり、洗脳放送(真偽不明な大本営発表)が流される。しかも一部の特権階級に属する人々を除いて電源を落とすことができない。

まあ、iPadがテレスクリーンのようになるとは、ちょっと思えない。けれど、半世紀以上の時を経て、現代に現れたテレスクリーンのように思えて仕方がない。

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